いかにもフィリピンらしいなぁ

22日木曜日に大統領が12月26日月曜日を特別非労働日にすると発表した。
フィリピンでは今回のように突然祝祭日が追加で決まることが結構あるらしい。

24日夜から25日がクリスマス。今年の25日は日曜だからその翌日を休みにすれば3連休になって家族でゆっくり過ごせるという配慮なのだろう。
今回の決定に快哉を叫ぶフィリピン人の姿が目に浮かぶようだ。

ほぼ3年にわたる新型コロナ禍にあって、フィリピンでも行動の自由が制限されていたので、今年は自由に家族が集まってクリスマスを祝うことができる。
都市部で働いている人はバスや船を乗り継いで家族の待つ地方に帰る人も多いらしく、どの港も混雑が予想されているそうだ。

楽しいクリスマスになると期待しているフィリピン人の割合も73%まで回復しているとフィリピンの調査会社が発表している。

特に家族と過ごす計画のある人では80%が幸せなクリスマスになると考えていて、フィリピン人の幸せの基準が家族と過ごすことにあるのが上のグラフでもよくわかる。

上のグラフは地域別の幸福度を表している。フィリピンの中でもビサヤ地方が特に今年は幸福度が高い。
ビサヤ地方の昨年のクリスマスは超大型台風オデットが襲った直後だったから、今年のクリスマスに期待するのもよくわかる。

みなさん良いクリスマスを!

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