2月10日からフィリピンでは観光旅行で訪れる外国人が一定の条件を満たせば入国可能になった。その条件は
①ワクチン接種が完了していること(ワクチンパスポートが必要)
②パスポートの有効期間が6か月以上あること
③フィリピンを出国する飛行機のチケットがあること
④フィリピンに渡航する前48時間以内の陰性証明があること
⑤35,000ドル以上のドル以上の海外旅行保険に入っていること
となっているので、この条件を満たせば観光ビザで入国が可能だ。
朗報ではあるものの、飛行機代が高いことや日本に帰国したときの自宅等での待機期間が7日あるなど条件が厳しいことがあり、一般の人が気軽に行ける状況にはない。
それでもフィリピンの今回の措置は歓迎できるし当を得たものだと思う。
一方で我が国は海外からも顰蹙を買う入国制限を続けている。
日本人以外の外国籍の人は特別な事情のある場合を除いて上陸拒否という姿勢を崩していない。
ただし、なぜか拒否する国には韓国や中国、台湾は含まれていない。
中国や台湾は感染状況が低いのでいいとしても、韓国は日本と同じように感染者が増加しているのに対象になっていないのは不思議でしょうがない。
水際作戦という名で上陸拒否しているのだが、国内で爆発的に感染者を出している現状からすると、「なにが水際か」という感は否めない。
この措置は2月末まで続けるらしいが、ここはフィリピンを見習って一定の条件を付けて上陸を許可するのが国益になると思うだが。