お~!こわっ! 安全第一ですよ

23日夜中の11時7分に大韓航空KE631便がセブ空港の着陸後オーバーランして大きく損傷した。

当時セブ空港付近は豪雨に見舞われていて、大韓航空機は2回着陸を試みて着陸できず、3回目に着陸したものの滑走路で停止できず緑地帯(着陸帯)に突入した。

幸いにも乗客162名と乗員11名は全員無事だった。
この飛行機に乗っていた乗客(外国人112名、フィリピンへの帰国者32名、海外フィリピン労働者18名)は近くのホテルに収容されたそうだ。

この事故の影響で空港は閉鎖され、すべての航空機の離着陸が出来なくなった。
2日後の25日から午前5時から午後5時まで離着陸が許可されたようだが、大韓航空機が撤去されるまで2週間はこの時間帯以外の離発着が出来ないため、多くの便が欠航を余儀なくされる見通しだ。

セブ・マクタン空港は24時間離発着できる空港で、マニラのニノイアキノ空港に次いで利用客が多く、特に海外からの飛行機は夜間の時間帯にかかるものがほとんどなので、今回の事故による影響は大きい。
特にようやく観光客が増えてきたセブの観光業にとっては痛手が大きく、すでに宿泊客のキャンセルが大量にでていると報じられている。

これが1か月後だったら大変だった。帰国できない状況になったに違いない。
この飛行機のパイロットも事故を起こしたくて起こしたのではないだろうが、ともかく安全が最優先だ。



おすすめの記事