9月末の退職まで有給休暇の消化中なので家にいることが多い。
逆に妻は火曜から金曜日まではパートに出ているので私が留守番。
妻が休みの日は一緒にスーパーに買い物に行くが、留守番の日は一人で買い物に行くようになった。
そこで妻に買い物のリクエストを訊くわけだが、昨日の買い物リストにスクアッシュが欲しいという。
これまで一緒に買い物に行ったときに「カボチャ」のことを「スクアッシュ」と言っていたので、「ああ、パンプキンね」と言って返した。
一応そこで会話は終了したのだが、気になって調べるとアメリカ英語ではパンプキンというのは黄色い皮のカボチャのことを指している。あのハロウィーンの飾り付けに使うやつのことで、日本の緑色の皮のカボチャはスクアッシュというらしい。
スーパーの買い物のときに妻がスクアッシュというのを聞きながら、いつもカボチャをつぶして何かの料理をするのだと勝手に思い込んでいたが実際には違っていたということだ。
もっともニュージーランドやオーストラリアではパンプキンでも通じるそうなので、パンプキンといっても間違いとまではいえないようだ。
フィリピン英語はアメリカ英語なので妻がパンプキンといわずスクアッシュといっていたわけがようやくわかったという次第。
さだまさしの歌に「パンプキンパイとシナモンティー」という面白い歌があるが、あれも西洋カボチャを使っていなければ「スクアッシュパイとシナモンティー」になる。
日本ではカボチャの語源はポルトガル人がカンボジアから持ってきた野菜だからといわれている。だからカボチャの原産地もカンボジアだと思い込んでいたが、実際には北アメリカから中央アメリカらしい。
西洋カボチャは南アメリカが原産地なんだそうだ。
今後我が家では普段日本で買うカボチャはスクアッシュと呼ぶことにしよう。