「こどもの日」に思う

今日5月5日は「こどもの日」だ。
祝日法では「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」日となっている。残念だが、日本の祝日には父親に感謝する日はない。影の薄い存在が日本の父親だ。

さて今年の子供人口(14歳以下)は1465万人と総務省が発表している。
1981年以来一貫して子供人口が減っている。

下のグラフは年齢階層別の子供の人口だ。これを見てわかるとおり、年齢が低いほど人口が減っているので、今後も子供人口は減っていく一方だ。

私の子供のころのこども人口は2500万人を少し超えるくらいだったので、それに比べると1000万人以上も子供の数が減っている。

子供人口だけでなく、日本の人口も2010年以降毎年減り続けている。
それに比べるとフィリピンの人口は増え続けている。
2015年から2020年の5年間で800万人増えて1億98万人になっている。
逆に日本は94万人減っているので、ここ数年でフィリピンに追い抜かれるのは確実だ。

フィリピンに行くと若い人と子供の姿が多いのに圧倒される。
日本に戻ると老人の姿が目立つ。老人が子供の3倍もいるのだから当然だ。

子供たちを見ると、私はこう思う「この子たちが大きくなった時の社会がいまよりももっと良くなっていてほしい」と。

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