こんな気球はいりません

中国の気球がアメリカの領空侵犯し、アメリカ空軍のF22によって撃墜された。
最初中国は民間の気象観測の気球が誤ってアメリカとカナダに流れていったと説明していたが、実際には中国本土の軍事基地から飛来したものらしい。

高度2万メートル上空を飛んでいた気球は、アメリカのミサイル基地などの無線を傍受するためのものだという。
すでに中国も偵察衛星があるので、なにも気球なんか飛ばさなくてもよさそうなものだが、無線傍受のためには低い高度でないとだめらしい。

撃墜された気球の大きさはバス3台分くらいだというから相当に大きなものだ。
はじめアメリカは無視するつもりだったが、気球に気付いたアメリカ市民がライフルで撃ち落とそうとするなどの報道があったことから無視するわけにもいかず撃墜することになったという。

現在、破壊された気球の残骸をアメリカ軍が回収しているので、近いうちにどのような目的でアメリカに飛来してきていたのか明らかになるだろう。

じつはこうした気球はアメリカだけでなく、日本やフィリピン、台湾、ベトナムなどにも飛来している。その数は40以上にのぼるそうだ。

ところで領空というのはどの高さまでかと調べると、上空100キロメートルだった。その上は宇宙空間となって龍空には当たらないそうだ。

なにかと傍若無人ぶりが目に余る中国。いい加減にしておかないと世界中から嫌われますよ。

おすすめの記事