ちょっとビックリ、共通点があった

現在住んでいる龍ケ崎市と妻の出身地のPinamungajan(ピナマンガハン)。どちらも田舎だ。それでも街の規模を比べると龍ケ崎市のほうが圧倒的に大きいと思っていた。

なんといっても龍ケ崎は”市”で、Pinamungajanは市ではなく町だ。ちなみにフィリピンは2年間の歳入が1億ペソ以上で人口が15万人を超えると市になるそうだ。

フィリピンではジョリビーがあればそこそこの街といえるが、Pinamungajanにはジョリビーもガイサノやメトロといったショッピングモールもない。私の記憶によると4階建て以上の建物はなかったように思う。
役場の周りにバスターミナルやマーケットはあるが、繁華街と呼べるようなところではない。

ところが驚いたことに、人口はほぼ同じ7万5千人だった。しかも龍ケ崎市は2015年に8万人まで増加したもののその後は減少中だ。一方のPinamungajanは10年前より1万8千人も増えている。

ちなみに北隣のトレド市の人口は20万人だから、日本だと中核都市になる。茨城県だとつくば市と同程度の人口なのでショッピングモールが二つある。もちろんジョリビーだけでなくマクドナルドもある。

人口が急激に増えたPinamungajanだが、これから先はあまり人口は増えないのではないかと思う。それはその人口を支えるだけの産業がないだけでなく、フィリピンの出生率も下がってきているからだ。
個人的にはいまのまま静かな町であってほしい。ただセブ市まで1時間くらいで行けるよう道路は整備してもらいたいと思っている。

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