はじめてのロールオーバー

私が投資信託を始めたのは2017年。
当時は投資信託について全くわからないまま始めたので、課税口座で積立をはじめた。
NISAに関しても一般NISAと積立NISAの違いすら知らなかった。

NISAが始まったのが2014年なので、情報も今のようになかったような気がする。
NISAは投資で得た利益に対して税金がかからない口座のことだ。通常の課税口座での取引では利益に対して20%の税金がかかる。例えば投資信託の売買益が100万円あると20万円税金がかかるので実際に手にする金額は80万円にしかならない。これがNISAだと100万円手元に残る。

NISAには一般NISAと積立NISAの二種類あって、一般NISAの非課税期間は5年間、年間120万円まで非課税あつかいだ。積立NISAの非課税期間は40年と長いが年間40万円までしかできない。
積立NISAは長期間の投資で資産を形成することができるので若い人向けといえる。

私の場合40年は長すぎる。なので一般NISA口座で運用している。
2017年当時は何も知らなかったので課税口座だったが、NISAの仕組みも少しづつ分かってきたので2018年から一般NISA口座で積立をはじめた。

2018年にはじめたので、今年の12月で5年間の非課税期間が終了する。
一般NISAには非課税期間が終わったあと、ロールオーバーすればさらに5年間非課税で運用できるという制度がある。
ロールオーバーした投資信託の時価が120万円以下なら120万円に到達するまで追加で積み立てすることもできる。

私の場合、投資信託の積立は小さく始めたので、ロールオーバーしてもまだ120万円の枠に余裕がある。とういうわけでロールオーバーをする手続きをとることにした。

貯蓄から投資へという流れをつくるために政府はNISA制度の見直しを進めている。
どのような制度になるかはまだわからないが、一般NISAの5年という期間を延ばすことや積立NISA の年間40万円という限度額を増やす方向になるだろう。

個人的にはどちらになってもメリットはある。それより気になるのは自分がいつまで積み立てできるかだ。
残された時間は多くないと感じる。

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