妻が数日前から左肩の関節が痛いのでマッサージに行きたいという。
痛みをとるマッサージといえば本当は鍼灸院がいいのだろうが、ネットで調べても近くにはない。そこで家から歩いて10分くらいの整骨院に行くことにした。
雨の中9時30分に「たかはし整骨院」に行くと、日曜日は予約のみの診療らしい。なんとか11時50分なら可能ということなのでいったん家に戻って出直すことにした。
スポーツをしている人なら脱臼などで整骨院に行くことがあると思うが、妻も私も整骨院に行くのは初めてだ。だからどんな治療をするのかわからない。病院ならレントゲンを撮ったりして注射を打つのだろう。
整骨院でも当然ながら問診をしてから治療がはじまる。
マッサージをするのかと思ったが、電気治療で痛みを和らげるようだ。
電気治療は微弱な電気を完備に流すことで痛みを伝える神経をブロックしたり、血流を促すことで痛みを緩和する効果があるらしい。
ただ、注射や痛み止めのように即効性はないのである程度時間がかかるようだ。
妻が治療を開始してすぐ、泣き叫ぶ3歳くらいの女の子を抱きかかえた父親が来院した。何かの拍子に左ひじを捻って関節が外れたらしい。
院長がすぐになだめながら腕を触りながら状況を調べて、ゆっくりと肘を伸ばしたり曲げたりしながら治療をすること数分。最後は腕を女の子本人にあげさせて痛まないのを確認していた。
子供はちょっとしてことで肘の関節が外れることがあるらしい。
そんなことがあったので、妻の10分程度の電気治療が40分くらいになった。30分余計に電気治療をしてもらったことになるので、得したような気分になった。治療費は保険適用になので1200円だった。
ところ施術用ベッドにうつぶせになってくださいという日本語を英語で何と言えばいいかわからなかった。とっさに sleep face down といってしまったが、正しくは"Lie on your stomach”か”Lie on your face”というようだ。