フィリピンのクリスマスシーズンはBer Months と呼ばれるSeptember, October, November,Decemberの4か月。早くも9月からクリスマスソングが流れる。
国民のほとんどがカトリックのフィリピンでクリスマスを盛大に祝うのは当然で、クリスチャンがほとんどいない日本がクリスマスを祝うのは考えてみれば変だ。
バレンタインデーや恵方巻、ハロウィーンなんかも同じで、なんでも商売にしようとする企業にのせられているだけなのだろう。
フィリピンで4か月もの長きにわたるクリスマスシーズンがあるのは、海外で働くフィリピン人が12月のクリスマスに合わせて帰国することができないので、この4か月の間に帰国して家族とクリスマスを祝うためだともいわれている。
今年はコロナ禍でどこのショッピングモールもガラガラらしいので、クリスマスどころではないのかと思っていたが、マニラのモール・オブ・アジアではクリスマスの飾り付けが始まっているそうだ。
日本でも最近はハロウィーンが終わるとクリスマスのデコレーションをするところも出てきた。以前は11月下旬くらいからだった。
11月中旬からイルミネーションがあちこちで点灯するが、今年はコロナウィルスの影響で中止するところも多いようだ。
そんななか、我が家ではフィリピン妻の要望でクリスマスツリーを買った。
クリスマスツリーを買うのも飾るのも生まれて初めての経験。あとは妻が好きなように飾り付けをしてもらうことにした。
そして昨夜、ささやかな点灯式をとりおこなった。これからクリスマスまで楽しむことにしよう。