夕食をとっているとスマホのSMS着信の音がした。気になって見ると三井住友カードからのショートメールで、不審なカード利用があるので本人が利用しているかどうかの確認だった。当然自宅にいるので自分の利用ではないから「違う」と返信。すぐにカードは無効となり、新しいカードを送付するとの案内があった。
三井住友カードは利用のたびにメールが届くので、メールを確認すると18:30から19:00という短い時間に都内と山梨の飲食店、あわせて5件の利用があった。利用した店舗は、餃子の王将・ガスト・ココ壱番屋などで2000円から4000円の利用。
同じ時間帯で複数の店舗で利用しているところを見ると一人ではなく複数の人間が使っていることになる。
クレジットカードはICチップが搭載されているのでスキミングとは考えられない。
カードを使う店はできるだけ有名な店にしているので、心当たりはすぐに浮かばなかった。
そういえば7月の半ば、三井住友カードから100円の利用メールが届いて、直後に利用キャンセルのメールが届いた。気になってすぐにカード会社のWEBサイトで確認すると、Q&Aで、カードが有効に使えるかどうかを調べるために100円などの少額取引をする場合があるが心配はない書かれていた。それで放っておいたのだが、その時カードを無効にしておけばよかった。
そんな不審な利用通知の前に、初めて利用した会社(会社そのものは信用できる会社だと思う)のことを思い出した。調べると2021年に不正アクセスで個人情報が流出していたことが分かった。
私の今回のカードの不正利用がその会社からの個人情報流出かどうかはわからない。
不正利用されたカード利用は保険でカバーされるはずなので実害はないが、新しいカードが届くまでは少し不自由な思いをするのと、定期的に利用するカード登録をしている会社にはカードの変更手続きをしないといけないのが面倒なくらいだ。
それにしても不正利用した連中は、どういう経路で情報を入手し、どのような方法でカードの偽造をしたのだろう。
そういえば都内のタクシーで偽造カードを一枚5,000円で販売しているという話を聞いたことがある。
考えてみれば、怖い話だ。