昨日7月8日、安倍元総理大臣が奈良県の参議院候補の応援演説中に撃たれ亡くなった。
正午前、普段は見ないテレビをつけると演説中に倒れたというニュースを流していた。
その後撃たれたことが分かり心肺停だと報道され、夕方に死亡が確認された。
非常に痛ましい出来事で驚くとともに悲しい気持ちになった。
安倍元総理は1954年生まれ、社会人となったのは私と同じ1979年なのでほぼ同世代だ。
個人的は知る由もないが、一度だけ遭遇したことがある。
十数年前のことだ。当時労働組合の政策担当として組織内議員を通じて政策を実現するため、ほぼ毎週衆議院と参議院の議員会館に出入りしていた。
安倍元総理は党内のいじめともいえる「安倍おろし」にあって体調を崩し総理大臣をやめていたころだ。
衆議院の議員会館にエレベータに乗ると、後から安倍元総理とSPが二人乗ってきた。ほんの数十秒の出来事だった。
当時はまた安倍さんが総理大臣に返り咲くとは思ってもいなかったので、特別な感慨もなかった。
私は自民党の支持者ではないが、政治的なスタンスは中道やや右なので安倍元総理の考え方に近い。それだけに今回の出来事は非常に残念でしようがない。
いまはただご冥福を祈るだけだ。