ヤマハのAVアンプが壊れてマランツのアンプNR1200を買ったのが2019年12月。
スピーカーはヤマハのNS10MTを使っていた。しかし低域が物足りなかったので去年の11月にサブウーハーSW050を買ってみたのだが、CDを聴くと音の定位や解像度もいまひとつ。
そこで今回思い切ってスピーカーを変えてみることにした。
同じアンプを使っている学生時代の後輩が、DALIのOBERON7と組み合わせていてとても良い音だと聞いていたので、OBERON7を第一候補として考えていた。
OBERON7はフロアタイプのスピーカだ。ブックシェルフタイプのスピーカよりも筐体が大きいので低域を含めて余裕のある音が期待できそうだ。
本来なら電気店で実際の音を聴いてから購入を決めるのが良いのではないかとも思ったが、電気店で聴くのと自分の部屋で鳴らして聴くのとではかなり違って聴こえるのも事実。
そこで、今回はYoutubeを参考にして選ぶことにした。
大阪の秋葉原ともいえる日本橋にあるオーディオ・ホームシアター専門店の逸品館のYoutube動画がかなり専門的だ。
逸品館のホームページには「販売する製品を厳しくテスト選別し、お客様の立場から見てお薦めできる製品(逸品のみ)を選りすぐって販売する」と書かれていて、YouTube動画もその趣旨でつくられている。
OBERON7の音は明るく快活な音が特徴らしい。同じくらいの価格帯のスピーカを聞き比べた中でPOLK ES60というのがあった。POLKというメーカーは聞いたことがなかったが、アメリカではどんな電気店にもあるくらい有名だそうだ。音の特徴は元気で暖かい音色。
わが家でスピーカで流すのは映画の音やJAZZやボーカルがメインだ。だから暖かい音というのは魅力がある。価格もOBERON7よりも若干安い。というわけでPOLK ES60を購入することにした。
大きめのスピーカなので開封には手間取ったが、妻の助けも借りて設置までして音を鳴らしてみた。
第一印象はふくよかな音だが、何となく芯がないように聞こえた。
ただしスピーカは鳴らし始めてある程度の時間がたってからでないと本来の音がでてこないというのが定説だから、しばらくはいろいろな音楽を鳴らしながら、スピーカのセッティングを変えてみようと思う。
いずれにせよ、聞き流しでなく、じっくりと音楽を楽しみながら聴く時間がふえそうだ。