フィリピンの住宅価格上昇中

妻の実家があるセブ島ピナマガハンの土地を昨年購入した。
セブ市の中心街からの距離が55㎞、車で1時間20分くらいの町で、対岸にはネグロス島がある。
辺りには住宅が点在しているが椰子の木やトウモロコシ畑が広がっていて高い建物もなく、スーパーはトレド市までいかないとないという田舎だ。
なので土地代はセブ市に比べると相当安いが、今後家を建てることになると思うのでセブ島の住宅価格は気になる。

そこでフィリピンの住宅販売のサイトに登録して戸建ての販売物件のメールを配信してもらっているが、結構な値段だ。
マニラ首都圏の住宅価格は日本の地方都市並みで、日本人のブログなどを見てもここ数年でかなり値上がりしているようだ。

上の画像はセブ市近郊のリロアン・サンビセンテのサブディビジョンの建売住宅。土地が120㎡、2階建てで延床面積は168㎡。

ショッピングモールまで車で10分という立地で価格は税込み630万フィリピンペソ。日本円で1,386万円とけっして安くはない。
サブディビジョンなので管理費も別にかかりそうだし、水道と電気を引く費用は別途必要らしい。
さらに車は必需品だし、家具や電化製品の購入費用を加えるとかなりの額になる。

日本の人口はこれからどんどん減っていくので、土地や住宅は都市部を除くと安くなっているが、逆にフィリピンは高くなっていく。

フィリピンの住宅は見かけは悪くないが、結構手抜き工事が多い。
これは一戸建てに限らずコンドミニアムも同じで、日本とは比べ物にならないほど品質が悪い。
妻のいとこは旦那さんのスイス人とセブ空港そばの立派なサブディビジョンの住宅を買って住んでいるが、配管が悪いのか水漏れがあって大変だとぼやいていた。

フィリピンで家を建てた日本人のブログなどを読むと、資材の購入や施工にも立ち会ってフィリピンの大工さんと一緒に家を建てるのがベストだそうだ。
施工管理を自分ですれば品質管理できるし、後々修理が必要になった時も家の構造がわかるのでなにかと便利らしい。
品質を確保しながら無駄なコストをかけずに家を建てたいので、私もセブに家を建てるときは施工管理をするつもりだ。


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