フィリピンの民間調査会社パルスアジアは、フィリピン人になじみのある10か国を対象に信頼できる国かどうかを調査した結果を発表した。
調査は今年の6月24日から27日にかけて1200人のフィリピン人を対象に面談で行われたものだ。
その結果、信頼できる国のトップはアメリカ合衆国で、次いでオーストラリア、僅差で日本の順となっていて、非常に信頼できるに限ると、日本はアメリカ合衆国に次いで2位となっている。
逆に信頼できない国のトップは中国で、ついでロシア、インドの順だ。
中国に関しては南沙諸島問題があり、警戒感が強いのが原因だろう。ロシアはウクライナ問題が響いているように思う。この二か国は6割のフィリピン人が信頼できないと思っているようだ。
ただ、フィリピンには中華系のフィリピン人も多く、コロナの2019年にフィリピンを観光で訪れた中国人は韓国人に次いで多く174万人だった。ちなみに日本人は68万人だ。
今回の調査は、信頼できる国かどうかを調べた調査なので、その国の人となると違ってくるのではないかと思う。
日本人が信頼できると答えるフィリピン人はどのくらいいるのだろう。ぜひともパルスアジアで調査してもらいたい。
