昨年、妻がおなじマンションに住むフィリピン人の方から観葉植物をもらったことがきっかけで、妻も鉢植えの植物を買うようになった。
これまでの鉢植えは日光が届くベランダに置いてあるが、室内で育てられるものが欲しかったらしく、先日ビバホームの園芸コーナーに行ったおりに二つ鉢植えを買った。
買ったのはカラジウムで、緑の縁取りで赤い葉のものと緑に白い模様の入ったもの。
カラジウムは直射日光に弱いらしいので、室内に置くのにはぴったりだ。
リビングのテレビの両脇において、妻は満足げだ。
妻の母親も鉢植えの植物を育てるのが好きで、家の周りに鉢を置いていたらしい。
妻の実家の周りには自然の緑がいっぱいあるので、わざわざ観葉植物を育てなくてもよいのではないかと思うのだが、どうも違うようだ。
コロナ禍でマニラなど大都市で観葉植物を育てるのがブームになったらしい。まあ緑が少ない都市で目を楽しませてくれる観葉植物は貴重だろう。
私の母は植物を育てるのが下手だった。だからほとんど枯らしてしまっていた。シャコバサボテンを母の知人がくれたときも、枯れそうになったので、結局私が面倒をみることになった。
植物も人間と同じように生き物なので、枯らすと心が痛む。今はインターネットで簡単に育て方を調べられるので、一年草以外は枯らすことなく長く楽しむことができる。
馬鹿と思われるかもしれないが、植物にも「おはよう。元気?きれいだね」などと声をかけることにしている。言葉は通じないかもしれないが、波動は通じているのだと勝手に思っている。
鉢植えの植物の世話は妻の楽しみになっているので、もっぱら私は声掛けだけにしている。