ホリーウィーク始まる

今年のホリーウィークは4月2日から4月9日までだ。今年のというのはホリーウィークは春分の日以降の最初の満月の直後の日曜日がイースターになるので、毎年日にちは変わるからだ。
イースター前の一週間がホリーウィークと呼ばれている。

イースターという言葉は日本人にも知っている人が多いと思うが、どんな日かと訊かれてもわからないのではないだろうか。私はこのブログを書くために調べた初めて知った。
簡単に言うとイースターは磔刑に処せられたキリストが復活した日のこと。なので復活祭と呼ばれていてクリスマスよりも大切な日らしい。

ホリーウィークはこのイースターの前の日曜日からはじまる。
日曜日はキリストがエルサレムに入った日。木曜日は磔刑に処せられる前日で12人の弟子たちと最後の晩餐をした日で「洗足日」。金曜日は十字架にかけられた日「聖金曜日」で、次の土曜日はキリストが埋葬された日であり、キリストが復活するまでキリスト不在の日なので「ブラック・サタデー」となり、その翌日の日曜日にキリストが復活し、それをイースター復活祭で大々的に祝って終わるのがホリーウィークだ。

フィリピンはキリスト教国なので、ホリーウィークは大切な一週間で、家族と一緒に過ごしたり、観光地に行ったりする人で交通機関は混雑する。日本のお盆や正月をイメージするとわかりやすいだろう。
特に木曜日からイースター明けの月曜までは役所や証券市場、一般企業も休みのところが多いようだ。
だからこの期間に観光でフィリピンに行くのは避けたほうがいいだろう。

セブ市の南バスターターミナルも先週の土曜日あたりから混雑していて、一日に6万人の乗客があったそうだ。
各地の空港やフェリーターミナルをはじめ、マニラ首都圏の高速道路などでは係員を増やして対応すると新聞が伝えている。

ところでイースター当日、日付でいうと土曜日の日没から日曜の日没までの一日、敬虔なキリスト教徒は肉類を食べないそうだ。我が家もそれにならって魚料理にするかなぁ。


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