公立学校で対面授業が始まったフィリピン。
マスク着用も任意になってきているが、学校ではマスク着用のままになっているようだ。
完全にコロナウィルスによる感染が終息したわけではないのでみんな用心している。その一方ワクチン接種は進んでいないらしい。
学校再開で子供たちが感染するリスクは高まっている。各自治体はワクチン接種を呼び掛けているが接種率は伸び悩んでいる模様だ。
そんななか、セブ市のラマ市長が打ち出したキャンペーンについてセブサンスターが報じている。
6歳から17歳にワクチン接種を受けさせた世帯を対象に、豪華賞品が当たるというキャンペーンをはじめたというのだ。
その商品の豪華さは目を疑うほどだ。
マンション2戸。自動車1台。オートバイ8台。ノートパソコン15台。冷蔵庫10台。タブレット端末20台が商品として提供されるというのだ。
いずれの商品も庶民からすると喉から手が出るほど欲しいものに違いない。特にマンションと自動車は憧れの的だろう。
こんな豪華な賞品があたるなら、なんとしてでも子供にワクチン接種させようと思う親も多いにちがいない。
逆にいえば、こうしたキャンペーンをしないとワクチン接種率があがらないということなのだろう。
記事によると商品はセブ市が民間企業の協力を得て提供するとのこと。
抽選は子供たちの親が抽選会に参加し、来年2月に行われるそうだ。
それにしても太っ腹だなあ。