マスクが外せない日本人

3月13日からマスクの着用は任意となった。
つまり各自の判断でマスクを着けるか着けないか決められるようになった。
それまでは屋内については他の人との距離が保て、会話をほとんど行わない場合以外はマスク着用してほしいというのが厚生労働省からの国民への要請だった。
それが各自の判断に任せられることになった。ただし医療機関で受診する際や混雑した電車バスの車内ではマスク着用してほしいという。

それで3月13日以降はマスクを外す人が増えると思いきや、屋外でもほとんどの人がマスクをしている。わたしが見たところ95~98%の人はマスク姿だ。

わたしは基本電車の車内とスーパーの店内以外ではマスクを極力外すことにしている。
昨日妻と近所のスーパーに行ったとき、店内で私がマスクを外したら妻から白い目でみられた。
そのうえ私から遠ざかろうとしていたので、仕方なくマスクをした。

それにしてもみんななぜマスクを外さないのだろう。2年以上マスクをする生活を送ってきたから習慣になっているのかもしれない。
しかしマスクをしていてもウィルス感染を防げないのは科学的に証明されているので、単なる安心感を得るだけだろう。あとは模様眺めだろう。周りの人と違うこと(マスクを着用しないこと)をしていると白い目で見られるからという理由が大きいと思う。

でもねえ、科学的に意味のないマスクをして、周りの目を気にしているなんでつまらないでしょう。

寒い時のマスクは防寒にもなるからまだいいが、これから暑くなるとマスクは邪魔なだけだ。
いまの状況だと、おそらく5月18日に新型コロナを季節性のインフルエンザと同じ5類相当に引き下げるまではマスクを着用する人が多いと思う。
それ以降も今のようにマスク姿が多いようだと「大丈夫か日本人」と思わざるを得ない。

一事が万事だが、自分の頭で考えることができないようでは日本の将来は危ういと思う。

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