一周忌

妻の父親が亡くなって昨日でちょうど1年。
1944年8月24日生まれだったので74歳だった。
1944年といえば太平洋戦争中で日本がフィリピンを占領していた時期にあたる。
ドゥテルテ大統領が生まれたのは1945年3月28日なので、日本でいえば同学年になる。

虫が知らせたというわけではないと思うが、直前の1月6日にパスポートの更新手続きをしていた。
前のパスポートの有効期限が4月22日までだったのでそれほど急ぎで更新することもなかったのだが、年明け早々に手続きをして1月15日が受取日になっていた。
もしこのタイミングで更新手続きをしていなければフィリピンに入国できないところだった。
と、ここまで書いて念のために調べると日本人は2018年からパスポートの有効期間が6ヶ月未満でも入国できるようになっている。

ともあれ1月16日に市役所でパスポートを受け取り、翌17日夫婦でセブ島にわたった。

日本では亡くなるすぐに通夜をして葬儀が行われるが、フィリピンでは通夜を数日してから教会で葬儀が執り行われる。
なので2晩通夜に参列し、葬儀にも立ち会うことが出来た。

妻の父とは生前3回(結婚の許可を得るとき、結婚披露宴、妻の息子の誕生会)しか会ったことがないが、妻の兄弟姉妹たちはみな働きもので、しっかりとした躾をして育て上げた人という印象がある。
葬儀は地元の大きな教会で行われ参列者もとても多く、みんなから慕われた人でもあった。

今年はコロナ禍でフィリピンに行けそうもないが、来年はぜひ墓参りにいきたいと思う。

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