一緒にいる時間

新型コロナの対応で在宅勤務制度が出来て自宅で過ごす時間が増えた。土日を含めると週3日は自宅にいる。夫婦で一緒にいる時間も長くなる。これがストレスになっている夫婦もいるらしい。

「亭主元気で留守がいい」という言葉はいまでも健在なのだろう。

わが家では一緒に何かをしている時間(たとえば食事や買い物、ミリエンダ(フィリピンのおやつタイム)、Netflixを観る、眠るなどの時間)と、一緒に居るけれど別々なことをしている時間がある。

別々なことをしている時間に妻はYouTubeを見たり自分の動画を撮ったり編集したりしている。私は本を読んだりYouTubeを見たりブログを書いたり時には昼寝したりしていて、いわば自由時間という位置づけだ。

とくに話し合って決めたわけではないが、この時間はお互い干渉しない時間になっている。なので一緒にいてもストレスになることはない。読書好きな私にとっても理想的だ。

一人暮らしなら完全に自由な時間があるが、結婚すると何かと相手に合わせる時間が増えるし、フィリピンの女性は夫とともに行動する時間が日本人と比べると多いといわれているので、結婚後は自分の自由になる時間がほとんどなくなるのではと思っていた。

たしかに近所のスーパーを含めて外出するときは二人で一緒に行くのがスタンダード。それでも考えていたほどには自由に使える時間が減らなかった。

いまこうしてブログを書いているときも、妻はパソコンとスマホで何やら作業をしている。お互いに趣味を持ち、その時間をそれぞれが楽しむことができればストレスとは無縁だ。

お互いに一緒に居ても気にならない存在でいることが、今は心地いい。相性がいいというのはそんなことなのかもしれない。

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