仰天しました!

妻がネットで買う際は、Amazonを使うことが多いが、洋服などのファッション用品はSHEINというサイトで買っている。

私は得体のしれないサイトで買うのは危険だし、中国のサイトなのでとても怪しい。しかもとんでもなく安いのでちゃんとした商品かわからない。そもそもちゃんと届くのかも不安だと思っていた。
Amazonと違って中国から発送されるので、配送まで日数もかかるし、いつ届くのかもわからない。それでも一応商品は届いていたし、妻は満足しているようだ。

ところが先日日本経済新聞を読んでびっくりした。
SHEINは中国人の許仰天(クリス・シュー)氏が2008年に創業した会社で、現在はシンガポールのロードゲットビジネスが運営しているそうだ。本部は中国広州市にあって、広州省だけでなく浙江省や江西省の縫製工場のネットワークを通じて、自社がデザインしたファッションを3週間という短い時間で量産している。

アメリカの新興企業の情報を分析しているCBインサイトによると、SHEINの時価評価額は14.4兆円にもなり、これはザラの9.5兆円、ユニクロの8.6兆円を大きく上回っている。
この会社がアメリカ企業だと思っている利用者も多いそうで、すでに150か国と地域で販売をしているそうだ。
売上額は非公開だそうだが、ロイター通信は2021年は2兆円を超えたとみている。

面白いのは、この会社が中国国内での販売はしていないということ。すでに中国国内では安価な洋服を販売している競合する企業がいたため、海外市場をターゲットにしたという。

インフレが進む中でも、女性のファッションに対する情熱が弱まることはないだろうから、これからもSHEINの快進撃はつづくのだろう。
ファッションに興味のない私にとっては得体のしれないSHEINだったが、妻がこのサイトから購入することに納得できた。
それにしても、妻はどのようにしてSHEINを知ったのだろう。

創業者の名前の通り、ほんとうに仰天した。


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