喫煙者はご用心

セブ空港のあるラプラプ市で9月17日から23日、市の禁煙条例を強化するキャンペーンが行われ、この期間中に708人が市警察によって逮捕されたそうだ。

日本でも鉄道の駅周辺や繁華街などは喫煙禁止区域を設けているが、罰則のあるところはほとんどない。
さすがに昼間煙草を歩きながら吸う人は見かけないが、朝歩くと夜間歩道で吸った人の吸殻がけっこう目につく。

フィリピンでは公共の場所やショッピングモールなどは禁煙で、街中でタバコを吸っている人をみかけることはほとんどない。今回のように、逮捕されないまでも喫煙していると罰金をとられることがあるそうだ。今回逮捕された人たちが、どういう状況で捕まったのかわからないが、喫煙が許可された場所以外で煙草を吸うとフィリピン人だけでなく外国人も罰金をとられても文句はいえない。

私が若いころは成人男性の半数は喫煙者だった。だから街中でも咥えたばこをしている人も多かった。職場でも机の上に灰皿があるのは普通だったし、列車や飛行機の座席にも灰皿が備え付けられていた。
それがいつのころからか喫煙の害が喧伝され、禁煙モードになり、喫煙者は肩身の狭い世の中になっている。
日本男性の喫煙率も4人に一人、男女を合わせた喫煙率は16.7%と激減している。全世界の喫煙率も19.6%となっている。

私は20代のころに禁煙しているので、フィリピンで捕まることなないが、くれぐれも喫煙者の皆さんはご注意くださいませ。
ちなみにラプラプ市で逮捕された人が支払った罰金は500ペソだったそうだ。

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