大切な話し(遺族年金)

何事にも終わりがあるものだ。
「さよならだけが人生だ」といったことばが身に染みる年齢になった。
いま65歳で自分ではまだ若いつもりだが遠からずこの世から「さよなら」する日が来ることは確かだ。

年末に妻の従姉妹のスイス人の旦那さんが亡くなった。
スイスの年金制度がどうなっているのかわからないが、残された従姉妹は専業主婦だったのでこれからの生活が心配だと妻が言っていた。

フィリピンに移住した日本人のブログなどでも時々遺族年金の話がでてくる。
年金制度は日本人でもわかりにくい。ましてフィリピン人の奥さんだと日本人の手助けがないと手続きもできないようだ。

仮に今私が死んだ場合、残された妻の遺族年金は私の老齢厚生年金の比例報酬部分の4分の3になる。18歳未満の子供がいない限り基礎年金部分の支給はない。
ただし妻が40歳に達した後に私が死ぬと中高齢の寡婦加算として年間585,700円(老齢基礎年金780,900円の4分の3)がプラスされる。この加算は妻が65歳になるまで続くので、フィリピンに戻るにせよ日本で引き続き働きながら生活するにせよそれなりの生活レベルで暮らせると思う。

私が死亡したときに妻が40歳未満だと付加されない。そんなこともあり何としても75歳までは生きなければと思っている。

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