天気予想ですか?

天気予報が多くの人が毎日チェックしている。
天気予報を見ることで、外出するときに雨具を持って出るかどうかや、洗濯ものを外干ししても大丈夫かどうかを判断したりする。
最近は雨雲レーダーで何時ごろからどのくらいの強さの雨が降るかがスマートフォンでもチャックできるようになったのでとても便利だ。

ただし天気予報が外れることがある。例えば日本気象協会の昨日の龍ケ崎市の予報は、くもり後雨だった。

ところが結果は、朝から晴天で夕方になってから雲が出てきたが雨は一滴も降らなかった。
当日の朝4時発表の天気予報なのに大外れ。どうしたの日本気象協会さん。

昨日の予報に限らずこの天気予報サイトは外れることが多いと感じている。
だからあまりあてにはしていない。特に2日から3日後の天気はよほど気象状況が安定している季節を除くと、予報というより予想というほうが適切かもしれない。

もっとも昔は天気予報は外れるのが当たり前だったような気もする。
前日の夕方発表の降水の有無と最高気温の予報について、どの程度的中したか検証した結果を気象庁が公表している。
もっとも的中率が低かったのは1987年で、降水は20%が外れ、最高気温の誤差は摂氏2.2度だった。その後はどんどん精度が上がってきている。2021年の降水の外れは13%、最高気温の誤差1.6度だ。つまり降水に関しては8日に一回は外れるという計算になる。

人の感じ方は人それぞれだと思うが、天気予報が当たっていれば当然だと思い、外れると「なんで外れるのか」と記憶される。当たるよりも外れのほうが多く印象に残る。結果、天気予報は当てにならないと思ってしまうのだ。

天気予報といえば、中学生のころ父の部下だった人に、何人かで勉強を教えてもらっていたことがある。その人は防衛大学校を卒業した若い士官だった。趣味か業務に関してなのかはわからないが、天気図の書き方を熱心に教えてくれた。今も放送しているかどうかわからないが、そのころはNHKで観測データをラジオで流していた。例えば「北の風、晴。風速2・5メートル、気圧998ミリバール」と観測地点ごとのデータをアナウンサーが読み上げる。それを天気図に書き込み、等圧線を結んでいくと天気図が出来上がる。
この作業は結構楽しかった。だからかどうかわからないが、いまでも天気図を見て自分なりの「天気予想」をすることがある。


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