来週からフィリピンの公立学校の新学年がはじまる。
対面での授業は6月くらいからはじまっていたが、ようやく新学期から通常の授業がスタートするようだ。
フィリピンでは学校に入学する際には登録が必要で、7月25日から始まった登録は一週間で919万人になったと新聞が伝えている。内訳は小学校が428万人、ジュニアハイスクールが297万人、シニアハイスクール138万人、幼稚園60万人だ。
公立学校全体の児童・生徒の登録数は2100万人になっているが、まだ700万人の未登録者がいるらしい。
未登録者のうちには、私立学校から公立学校に転校を希望する者もかなり含まれているようだ。「8月22日の締切りをずらす考えはないので、至急登録をしてほしい」と教育省の報道官は話している。
それにしても公立学校に通う児童・生徒が2800万人もいるのはさすがフィリピンだ。
日本の小学生は622万人、321万人、高校309万人、合わせて1252万人だ。人口は日本のほうが多いので、フィリピンがいかに若い人の多い国というのがこの数字でもよくわかる。
我が家の子供たち来週の月曜から学校なので、いつもより5000ペソ(この分は妻が負担する)多く送金することになった。
2年間の休校を取り戻すのは大変だろうが、「よく遊び、よく学べ」で学校生活を楽しんでほしい。