家族といるときが一番幸せ

「大人になったらなりたい職業」で紹介した第一生命の同じアンケートで、「最も幸せを感じるとき」についても調査している。

小学生と中学生の男子は「ゲームをしているとき」が最も多く、高校生になると「友人といるとき」が「ゲームをしているとき」をわずかに上回る。

女子の場合、小学生から高校生まで「家族といるとき」が最も多く、「友人といるとき」が2番目に多い。
「ゲームをしているとき」は小学生で4位に入っているが、中学生と高校生では5位以内には入っていない。

ちなみに男子の場合「家族といるとき」は小学生で2位、中学生、高校生でも3位となっている。

男子と比べると女子は人間関係の中で幸せを感じる人が多い。さらに女子の3位には「美味しいものを食べているとき」となっているのも女子らしい。

「家族といるとき」も小学生では断トツで1位だが高校生になると2位の「友人といるとき」が拮抗している。だんだん大人に近づくにつれ、家族よりも「友人」となるのもわかる気がする。親離れしていくのだ。

面白いのは高校生では男女とも「寝ているとき」が5位以内に入ってきていることだ。
寝不足なのか、安らぎの時間が寝ている時だけなのかわからないが、たぶん大人でも最も幸せを感じるとき」に「寝ているとき」をあげる人は多いのではないだろうか。

私の場合「家族といるとき」が一番で、次に本を読んだり「好きなことをしているとき」が二番だ。

「仕事をしているとき」に充足感と幸福感があったこともあるが、最近はごく普段の生活の中に幸せを感じるようになってきた。

同じアンケートで「将来結婚したいか」についても訊いている。男女とも60%が結婚したいと応え、残りは「わからない」と回答している。小学生の女子に限ると結婚したいが7割に上る。
未婚の男女が増えているので、この子たちの希望がかなってできるだけ多くの人が結婚して、幸せな家族が増えるといいなぁ。


おすすめの記事