専属カメラマン

フィリピン人が大好きなことの一つに自分の写真を撮ること、いわゆる自撮りがある。うちの妻は一般的なフィリピーナのイメージとは違い、時間には正確だし、どちらかというと物静かなタイプだと思う。しかし自撮りに関しては大好きだ。私は逆に写真を撮られるのは大の苦手なので自分の写真は証明写真以外はあまりない。

旅に出てもほとんどすべてが風景写真なので、本当に自分がそこに行ったとういう証拠写真はまずない。例外は妻との結婚を考え始めてからだ。それからは二人で映った写真を撮るようになった。それは妻の入国ビザをとる際、偽装結婚ではないことを証明するため出入国在留管理局に他の書類と一緒にそうした写真を数枚提出しなければならなかったからだ。

無事ビザが下りたあとは、一緒に写真を撮ることもなくなった。でも妻は写真に写ることが大好きなので一緒に外出する場合はもっぱら私が妻の写真を撮る係りになっている。

最近東京スカイツリーに行ったときも、妻の要望に応えて写真や動画を撮った。最近妻はYoutubeに投稿するようになって、驚くことにチャンネル登録者も2,000人に迫る勢いなので、より多くの写真や動画が必要らしくカメラマンに対する要求が厳しくなってきたように思う。

なので、クビにならない限り当分は専属カメラマンとして腕を磨いていきたい。

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