先日熊本に行った際、友人の一人は同じアンプMarantz NR1200を使っているもあって音楽の話になった。スピーカーが違うので出てくる音もだいぶ違うと思うが、このアンプはネットワークアンプなのでいろいろなソースを再生できる。
それで友人はレコードプレイヤーを買って、お蔵入りしていたLPレコードを聴いているらしい。CDとは違う味わいがあるそうだが、なんか良いなあと思った。
音楽を再生する環境もLPレコードからCDへ、そして今はストリーミング再生と様変わりしている。手軽になった一方、腰を落ち着けて音楽を楽しむ機会がなくなってきている。
Marantz NR1200の話をしていて、このアンプはAmazon Musicのハイレゾ再生もできるので友人は高音質のAmazon Music HDに加入しているそうで、かなり音がいいと言っていた。
私はUnlmitedに加入しているのだが、ためしにHDに切り替えてみた。早朝だったのでアンプではなくパソコンで聴いてみたら、私の耳でもはっきりわかるほど音質が違う。
パソコンにつないでいるのはBOSEのcompanion 20で、BOSEらしい低域がやや強調された音。逆に高域の音が出にくいという印象。ところがAmazon Music HDを再生してみると中域から高域にかけてのびやかな音で鳴る。これにはちょっと驚いた。
さて夜が明けて7時を過ぎたのでMarantz NR1200で聴こうと思ってAmazon Music に接続しようとするが、接続方法がわからない。取扱説明書にも具体的にどうすればよいのか何も書かれていない。
Amazon Music にも対応するとカタログに書いているにもかかわらず、肝心の接続方法が書いていない。どうやらHEOSというアプリで操作するらしい。
そこでiPhoneでアプリをダウンロードして立ち上げるが、「端末が見つかりません」と表示される。いろいろ調べるとスマホと同じネットワーク上にないとNR1200を認識しないらしい。
我が家のNR1200はLANに接続している。iPhoneはWifi接続なので認識できない。というわけでいったんLAN接続を外しNR1200もWifiに接続しなおしたら、ようやくHEOSが端末としてNR1200を認識した。やれやれ。
これまではiPhoneとNR1200をブルートゥースでつないで聴いていたが確かに音の質が違う。時間はかかったが結果には満足。しかし疲れたなあ。
【追記】
その後パソコンとアンプを直接HDMIコードで接続してみればよいのではないかと思いついた。
NR1200にはHDMI端子のAUXがある。AUXは補助端子なのでレコードプレイヤー以外なら接続可能なはず。そこでノートパソコンのHDMI端子に接続すると難なく音声が出力された。
HEOSアプリと違いパソコンからだと直接Amazon Music の画面で音楽を指定して聴けるので便利。もっと早く気づけばよかった。