新NISAで買った投資信託

2013年にノーベル経済学賞を受賞したロバート・J・シラーは「金融とは目標構造(アーキテクチャー)の科学だーある一群の目標実現に向けた経済的取り決めの構築と、その目標実現に必要な資産の管理を行う活動」と述べている。

シニアになって2年5カ月がたった。65歳から69歳の男性のうち働いている人は61%、70歳以上でも41.8%いる。なのでシニアになったからといってリタイアするにはまだ早い。
私も75歳くらいまで働ければいいなと思っている。

とはいってもいずれ働けないようになるのは避けられない。
その時のためにもある程度の資産を用意する必要がある。
私にとっての目標実現は、収入が年金だけになってもある程度自由に使えるお金を用意しておくことだ。

年金を受給しながら働いているので、給料の多くは余裕資金になる。その資金のうち3分の1は貯蓄、3分の2は投資にまわすことにしている。
旧NISAはセゾン投信のバランスファンドで運用していたが、新NISAの口座はSBI証券にしたのでセゾン投信のファンドは買えない。なのでどの投資信託にしようかといろいろと考えた結果、人気のイーマクシス・スリムのオールカントリーと8資産バランスファンドを購入することにした。
運用成績を比べるとオールカントリーの方がよいが、株だけだと暴落した時のダメージが大きいので、半分は8資産バランスファンドとした。

投資は上がるリスクも下がるリスクもある。かつてのように銀行の金利が5%あれば銀行預金をするだけで良かったが、今は定期預金でも0.025%とあるのかないのかわからない金利なので、資産防衛のためには投資に向かわざるを得ない。
下がった場合は「入場料」と割り切るほかはない。投資の世界にフリーランチはないということだ。

働けるうちは働いて、淡々と「JUST KEEP BUYING」を実行していこうと思う。

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