歳の差婚。私の場合

昨年3月に結婚式を挙げた時の年齢は、私が62歳で妻が27歳だった。その差は35歳でまぎれもなく年の差婚。

結婚前に友人たちに報告したら、冗談交じりに「犯罪だね」と言われたりした。まあ平均的な結婚での年の差は5~7歳くらいまでだと思うので、35歳はビックリするほどの差なのは確かだ。ただし、フィリピーナと外国人の結婚ではそう珍しいというわけではない。

歳の差婚について世間でいわれているデメリットやメリットを私がどう感じているのか書いてみたい。

1.ジェネレーション・ギャップ   まったく感じていない。というか育ってきた環境が違うので年齢よりも文化や習慣の違いのほうがある。日本人同士なら年代による感覚の違いが気になるのかもしれないが、一緒に暮らしていると年齢よりも性格のギャップを感じるほうが多いのではないだろうか。

2.体力的に若い妻に合わせられない  これは多少ある。私の妻はフィリピン人には珍しくジョギングなどが好きなのだが。200メートルぐらいの距離ならなんとかなるが、それ以上は無理。その他はなんとか大丈夫だが5年後はどうなるか少し不安なところはある。

3.妻が同年代の男性に魅力を感じることに対する不安  まったく不安はない。私は妻を全面的に信用しているし、そうでなければそもそも結婚なんかしていない。

年の差婚を考えている人の参考になるかどうかはわからないが、以上が私の場合の回答。

今現在はメリットを感じることのほうが圧倒的に多い。たとえば若いので感受性は明らかに妻のほうが高い。年齢を重ねてくるとあまり感動することがなくなってくる。その点感動している妻を見ることでこちらの感受性も刺激される。若い人と一緒にいると気持ちが若返るというのはそんなことが影響しているのではないだろうか。

YouTubeなんかもそうだが、妻が新しいことにチャレンジしているのを見て、自分もはじめようと思っているが、これも新たな刺激を与えてくれる存在が近くにいるからだと思う。

私に限っては普段の生活で年の差があるから困っていることは今のところはない。ただ妻がどう思っているのかはわからないですが・・・

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