浅草寺から上野動物園へ

誕生日だった11日にはどこかに行きたいと妻が言っていたので、お上りさんよろしく浅草寺と上野動物園に行ってきた。

この日は3連休明けの火曜日だったので人も少ないだろうと思っていたが、浅草寺も上野動物園もたくさんの人で賑わっていた。
この日から海外からの観光客の受け入れがほぼ自由になったこともあるのか、浅草寺の雷門と仲見世通りには海外からの観光客の姿もちらほら見られた。欧米諸国はほぼマスク規制がないこともあり、マスクをしていない人が目立ったが、そのほうが自然で好ましく思えた。

浅草寺は正しくは「金龍山浅草寺」というそうで、江戸時代にできた寺だと勝手に思っていたが、元をたどると飛鳥時代(628年)までさかのぼる歴史があるそうだ。
現在のように栄えるようになったのは、徳川家康が江戸の祈願所と定めて以降のことらしい。

参道の両側に立ち並ぶ仲見世には「人形焼」や海外の観光客向けの扇子や浴衣などを扱う店が多かった。
コロナ禍で長らく休業していたのだろうが、ようやく日本が開国したのでこれから商売繁盛となるのだろう。

せっかく浅草に来たので昼食は鰻屋か蕎麦屋でなにか食べようと思っていたが、つまは肉が食べたいということで、結局ROYAL HOSTで食べることになった。食後に大ぶりのチョコレートパフェを頼んで二人で食べる。
今日はダイエットはお休みだ。

田原町から上野まで地下鉄で移動し上野動物園に。
びっくりするほど子供を連れた家族が多かった。入園料は大人600円だが私は65歳以上なので半額の300円だった。ちなみに小学生までは無料、中学生は200円(都内在住か在学の中学生は無料)。

上野動物園といえばパンダだ。西園のパンダの森と東園のパンダ舎の二か所でパンダを見られるが、どちらも長い列だった。私たちは西園のパンダの森に並んだ。並ぶこと40分でパンダとご対面。でもパンダは眠っていた。残念。

私はパンダよりレッサーパンダのほうが可愛くて好きだ。この日もレッサーパンダは元気に走り回っていたので、私は大満足。
妻は動物好きなので、たくさん動物の写真を撮っていた。そういえばシンガポールの水族館でもいくつもある水槽の前で興味深そうに魚たちを観ていた。次はもっと大きな動物園に連れて行こう。

この日は時間の関係もあって、結局西園だけで東園の動物を見ることができなかった。
思ったのは上野動物園は小さいので、それぞれの動物の飼育舎が狭い。これでは動物にとって牢獄のようでストレスが溜まるだろうと可哀想に思えた。

動物園を後にして、上野駅でケーキを買って家路についた。


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