深刻なダメージ

超大型の台風Odetteの被害は我が家の家族にも及んでいる。
妻の姉の家はほぼ全壊したという連絡が昨夜あった。

被害にあって5日たってようやく連絡がついた。
停電によってスマートフォンの充電が出来なかったらしい。充電できる場所を探すのも大変らしい。
しかも送受信できる場所も限られているようだ。

妻の姉の家族と私の息子と娘はご主人の姉の家に避難していたので無事だった。
とりあえず安否の確認はとれたので一安心だ。
とはいっても住む家がほぼ全壊の状況なので、再建するまでは大変な状況が続く。

妻の姉の家はブロック壁だったので屋根は飛ばされたとしても壁は残るのではないかと思っていたが、写真を見ると鉄筋が入っていなかったのか強度不足で壁自体が壊れている。
ただ土台部分は残っているようなので建築材料さえあれば比較的早く再建できる可能性がある。

ただセブ島を含め広い範囲で住宅の全壊や半壊が起こっているので資材がいつ手に入るか全くわからない。
電気の復旧だけでも3か月以上かかりそうなので不自由な生活が当分続く。
都市部では飲料水の確保が課題のようだが、幸い妻の姉は田舎住まいなので井戸水が手に入る。

送金については妻のいとこがセブ市にいるので、いとこの銀行口座にお金を送って引き出してもらい、それを姉のところに届けてもらえることになった。
お金があれば食料の購入をはじめ当面の生活はできると思う。

日本もこのところ激甚災害が増えてきている。
最もリスクが高いのが首都直下地震だ。南海トラフ巨大地震は地震学者によるとあと5年は起きる可能性が少ないらしい。しかし首都直下大地震はいつ起きても不思議ではない。
今回のセブ島の災害を対岸の火事ではなく、他山の石として備えをしておこう。水や食料だけでなくある程度の現金を所持しておくことも必要だ。キャッシュレス社会を支えているのは電気と通信だが、これがダウンすると現金がないとモノを買ったりサービスが受けられない可能性がでてくる。

ともあれ落ち着くまでは家族へのサポートを続けていこう。

おすすめの記事