盗撮は心臓に悪い

フィリピン人にとってFacebookは最大のコミュニケーションで、生活の一部になっている。
実際、日本でも情報交換のツールとしてFacebookが活躍しているようだ。

フィリピンにいる妻の家族の近況もFacebookを見ればある程度わかる。

御多分に漏れず、私の妻もFacebookによく投稿している。最近は写真よりもショート動画の投稿が多い。
普段は自宅で自撮りしているが、一緒に外出した時は私が即席カメラマンになることがある。

先日妻を病院に連れて行ったのはブログにも書いたが、診察前の待合室で妻が動画を撮るように指示してきた。それが待合室の動画ではなく、妻が診察室で注射を打っているところを撮ってという。

診察室にスマートフォンを持ち込むのはわけもないことだが、さすがに動画を撮るというのは問題があるように思う。医者に許可をもらって撮ろうかとも思ったが、おそらくダメだといわれるだろう。
そこで隠し撮りをすることにした。

動画を撮っていることを悟られないように、できるだけ自然な状態でスマートフォンを持つ。それとなくスマートフォンの画面を観ながら、きちんと注射が打たれているところが写るようにするのは難易度が高い。

なんとか妻の要望通りにドキドキしながら撮り終えたが、心臓にはよくないと思った。

妻がFacebookにその動画をアップしたのは言うまでもない。

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