水光熱費といった生活に欠かせない料金の値上げが続いている。我が家に車はないのでガソリン代の値上げは直接には影響はないが、物流コストの上昇は他の物価に跳ね返ってくるだろう。
欧米に比べると日本のインフレ率は2%程度なので、まだ問題にならない数字だ。とはいっても30年近く物価が大きく上がることがなかったので警戒感は強い。
物価が上がっても収入は増えないので、生活防衛のためには節約できるものは節約するのが個人的は正しいと思っている。もちろんマクロ経済的は問題だけれど。
毎月かかる固定費を見直すために、まず携帯電話をLINEMO(月990円)から日本通信(月290円)に変更した。これに加え、3年縛りだったWiFiルーター(月4400円)の更新月が来たので解約。さらにNetflixの契約をプレミアム(月1980円)からスタンダード(月1490円)に切り替えた。
月額で5,600円、年間だと67,200円の節約になる。節約した分を貯蓄に回せればいいのだが、水光熱費の上昇分に消えていきそうだ。
目下世界的に懸念されているのがスタグフレーション(モノやサービスの値段が上がり、かつ景気が悪くなること)だ。
すでに欧米や日本は景気後退がはじまっていて、株式や債券市場も下がり始めている。
本格的な景気後退は年末から来年にかけてさらに進むというのが大方の予想だ。
悲観的になりすぎるのはよくないが、とりあえず今のうちに生計費のダウンサイジングをしておくことが個人的には大事だと思う。