老後って何歳から?

ある年齢になると老後資金が心配になる人が多くなる。
若い時には自分が年をとったことを考えることはないし、そもそも年老いた自分を想像することすらできないと思う。

会社勤めだと50歳を超えて定年が近づくと、少しずつ自分の老後について考えるようになるのではないかと思う。
私の場合55歳くらいから何となく老後のことを意識し始めた。

ところで老後とは何歳くらいからのことをいうのだろう。
明確な定義はなくて人によって違うようだ。
ある調査では、30歳位では60歳から老後という人が多く、50歳位になると60歳、その後年齢を重ねると65歳とか70歳というふうに老後という年齢のイメージは年代によってまちまちだ。

60歳というのは会社員なら一般的な定年で、65歳は年金の受給が始まる歳だ。70歳は厚生年金の加入限界年齢なのでそれぞれに意味がある。
なので職業生活に終止符を打った後のことを老後といっているようだ。

私の場合、働けるうちは働こうと思っているので、70歳をすぎて75歳くらいからが自分のとっての老後かなと思っている。もっとも先のことはわからないが。

老後の生活のイメージもあまり湧かない。
日本人男性の多くが老後やることがなく暇を持て余しているらしい。
私自身も定年嘱託契約が終わり再就職するまでの2か月間同じような経験をしているので、これは実体験としてイメージできる。
毎日が日曜日というのは嬉しくともなんともなかった。
「小人閑居して不善を為す」とまではいかないまでも、有意義な時間を過ごすことはできなかった。
なので今のうちに打ち込めるものを見つけておこうと思う。

 

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