行ったり来たりがベストか

フィリピン入国管理局によると、1月から9月の間にフィリピンから日本に出国した人は16万6千人。1月に妻の父親の葬儀でセブ島に夫婦で行ったのでここには私たちも含まれている。

フィリピンが入国制限をはじめたのが2月。当初は中国・香港・マカオ・韓国だったのが拡大され、3月にはロックダウンを開始。3月中旬から4月中旬にかけて外国人の出国ラッシュが続いた。その後もとどまっていた人も仕事がなくなってやむなく帰国した人も多いようだ。

フィリピンで生活している人の中には、コロナだけでなく病気になったときは日本に一時的に帰国するすることが多いらしい。

理由はとてつもなく高い医療費とそれに見合わない医療で、日本に戻れば健康保険で一定水準の医療が受けられる。しかも言葉も通じるので安心感があるためだ。

そのためかどうかわからないが、私が毎日楽しみにして読んでいる「モトボサツ」さんのブログによると72%の人が帰国した際に戻れる場所を確保しているそうだ。

セブ島に移住を考えているが、万一のことを考えると今住んでいるマンションは手放さず、いつでも戻って生活できるようにしておくのが賢明な気がする。

マンションの維持費(管理費や修繕積立金)と固定資産税はかかるものの安心代プラス保険と考えればよいし、春(4月と5月)と秋(9月から10月)は日本で過ごす。維持費を家賃と思えば安いものだ。梅雨から夏と寒い冬はセブ島で暮らすというのがベストだろう。

そのためには自由に行き来できる環境が必要。いつまでも今の状況が続くわけではないので、そんな生活ができるような手はずは準備しておこうと思う。

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