雪に弱い新幹線

昨日から京都に旅行で来ている。
妻が働き始めたのでまとまった休みがとれないこともあって、今年初めての旅行。
私は京都には何度も来ているが、観光で来るのは今回が初めて。

時間通りに運行するのが日本の鉄道の良いところだが、このところ事故が続いていて常磐線は二日続けて運休と大幅な遅れが生じていた。
なので東京発の新幹線に乗り遅れないか心配していたのだが、なんと名古屋から米原間が大雪の影響で速度を落として走行していたので東京駅の出発が25分も遅れていた。

冬の降雪時期は関ケ原あたりが大雪になることも珍しくない。
東北新幹線や長野新幹線が雪で遅れることはないが、東海道新幹線は昔から雪に弱い。
今回の雪は確かに大雪で、名神道路道は通行止めとなり国道8号線も彦根から大垣にかけても大渋滞になったようだ。
名古屋では屋根に少し雪が残っているくらいだったが、岐阜羽島を過ぎると完全に雪景色となった。

関ケ原付近では民家の屋根の積雪は70センチ以上あって、これなら新幹線が速度を落として走るのもしょうがないと思った。

今朝の京都新聞によるとJRの在来線は運休していたらしい。

冬の寒さには弱い妻だが、雪は大好きなので車窓から見える雪景色に大喜びだった。

30年以上前になるが彦根営業所に勤務していたことがある。大垣の営業開拓をするので大垣駅の近くのマンションを借りて住んでいたことがあった。一度今回のような大雪に見舞われたことがある。
雪の中チェーンをつけて関ケ原を超えて彦根から大垣に戻ったことがある。どのくらい時間がかかったかは忘れたが、この時も高速道路が通行止めとなっていたので大型トラックが数珠つなりになる国道をノロノロと運転したことを想い出した。

米原駅付近の雪景色

彦根まではかなり積雪があったが、近江八幡までくると嘘のように全く雪がない。距離にすると10㎞程度しか離れていないのだが。以前から彦根で雪が降っていても近江八幡から西は全く雪が降らない。なんとも不公平な感じがする。

結局京都駅には85分遅れで到着した。
この日は宇治の平等院に行く予定にしていたが、時間が遅くなったのでホテルからそう遠くない八坂神社だけにした。

夕食は予約していたホテルのレストラン「アンバーコート」でフレンチディナー。
コース料理だったので一品一品が出てくるまでに時間がかかり、結局2時間コースになった。
時間はかかったが美味しい料理だった。


支払いはJALの旅行券を利用。ワンハーモニーの会員割引10%もあったのでかなり割安だった。

おすすめの記事