WEB投票した

マスコミが実施している政党支持率の順位は、1位が自由民主党、2位日本維新の会、3位立憲民主党となっている。
私が支持している国民民主党は5位で、積極的に支持する人は少ない。
私が国民民主党を支持しているのは基本的に保守政党だからだ。
図体の大きい自由民主党は、保守政党といいながら実際は保守派議員だけでなくリベラル派議員も相当数含まれていて、特に最近はリベラル色が強くなっている印象がある。

国民民主党の大きな支持母体は旧同盟系の産業別労働組合で、かつての民社党の流れを汲んでいる。
民社党は自民党よりも右寄りの保守政党だった。
現役時代、私はUAゼンセンの委員をしていたこともあり、政治思想も近いことから国民民主党を支持し、現在も党員になっている。

その国民民主党の代表選が行われた。
代表選を争ったのは、玉木代表と前原代表代行の二人。
政策実現のためなら自由民主党政権とも組むことも排除しない玉木代表に対し、前原代表代行はあくまで非自由民主党の立場で野党(念頭にあるのは日本維新の会だろう)との連携を図るべきとの考えで路線が異なる。

先日代表選の投票用紙が送られてきた。投票は郵便投票だけでなくWEBでもできるのでWEB投票した。

結果は玉木代表が80ポイントで、前原代表代行に49ポイント差で代表に再選された。

上の投票結果を見ると国会議員、地方議員、党員、サポーターともに玉木代表に投票した人が多い。
気になるのは党員・サポーターの数が少ないことだ。
自由民主党の党員は112万人。立憲民主党は10万人、日本維新の会が4万人。
政治は数の力で動く。だから国民民主党がどんなに良い政策を考えたとしても政権にかかわらない限り、その政策を実現することは困難だ。
だから場合によって、自由民主党との連立政権を組むこともあってよいと思う。

あるテレビで自由民主党と連立を組んだ場合、玉木代表は何の大臣を希望するか訊かれたそうだ。
玉木代表は「総理大臣」と応えた。
なかなかお茶目でよろしい、と思った。


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