高架完成。踏切なくなる

今週の日曜日(9月28日)に西鉄大牟田線の雑餉隈から下大利間が高架線に切り替わった。
大学の2年間と40歳代後半の5年ほど博多区麦野に住んでいたことがあって、雑餉隈駅が最寄りの駅だった。もっとも会社員だった40歳代後半は勤務先が博多郵便局の隣だったので、通勤はJR南福岡駅を利用していたからふだん雑餉隈駅を使うことはなかった。

会社員時代に借りていたマンションは雑餉隈駅から東へ徒歩1分のところにあって、西側の南福岡駅に行くには雑餉隈駅の踏切を渡らなければならなかった。
西鉄大牟田線は筑後の大牟田から久留米を通って福岡市天神をむすぶ鉄道で利用が多い。だから朝晩の通勤通学時間帯は列車の運行本数も多く踏切が閉まっている時間も長い。
急いでいるときには、踏切待ちの時間がより長く感じたものだ。

学生時代の雑餉隈駅は平屋で、改札口には伝言板があった。会社員時代には駅舎は2階建てになっていて、伝言板は消えていた。今回高架になってホームは3階に移動したようだ。

今回の高架線への切替えで19の踏切がなくなった。これで踏切待ちのイライラは解消されたのだろう。
昔住んでいた大森の大森町駅も高架になったが、踏切がなくなった高架下を歩くとなんだか寂しい気持ちになった。
踏切待ちをしていた人や車が、踏切が上がって「やれやれ」といった表情でいっせいに線路を渡り始める光景も味があった。まあ過ぎ去った日への単なるノスタルジーなのだろうが。



おすすめの記事