黙祷

9月27日に故安倍晋三総理大臣の国葬が武道館で執り行われた。

内外から国家元首をはじめ4200人の参列者が訪れ、献花台に花を手向ける一般の人は25,000人に上った。
私は国葬をテレビの生中継で観ていて、黙祷の際には黙祷をささげた。
友人代表の菅元総理の弔辞にも感動した。

国葬に関しては賛否が分かれた。私は賛成派だ。通算8年8ヶ月という期間、総理大臣という重責を担ってきて、現職の衆議院議員として参議院選挙の応援演説中に凶弾に倒れた安倍元総理には国葬が相応しいと思う。

一方で反対する人もいるのは確かだ。各自の考えがあるだろうから尊重する。
ただし、マスコミの報道の仕方は大問題だ。今回のNHKの生中継でも偏向が目立った。
国葬が始まるまでの時間で国葬費について金額を挙げて報道したり(十数億の費用なんて国の支出にとって取るに足らない)、式典では安倍元総理の足跡を短くまとめた映像が会場に映し出されたが、その最中に「この映像は政府が作成したものです(つまりNHKとは関係ない)とわざわざアナウンスしたりした。
つまりNHKとしてはその足跡の映像には関与していないし、同意もしていないことを強調したかったわけだ。
「みなさまのNHK」が聞いてあきれる。心底NHKの視聴料なんかびた一文払いたくない。

聞くところによると、黙祷の時間に反対派は、「黙祷反対!、黙祷やめろ!」とシュプレヒコールをあげていたそうだ。
国葬に反対するのは勝手だが、弔意を表そうとしている人の邪魔をするのは何事か。
人の道に外れていることすらわからない愚かで本当に恥ずかしい人たちだ。

毎日新聞は国会前の反対派の集会に主催者発表で15,000人が集まったと報じているが、実際には何人だったのだろう。おそらくずっとずっと少なかったと思う。仮に15,000人も国会前に集まったら大々的に写真を添えて報道するはずだ。毎日新聞もその事実はわかっている筈だ。そうすると毎日新聞は報道機関ではなく、単なるアジテーターに成り下がっている。


逆に献花に訪れた人の報道は少ない。ただしその模様はSNSやネット上に映像としてあげられていて、朝から夕方まで途切れることがなく、献花台にたどり着くまでに3時間以上かかったそうだ。

反対派のみなさん。黙祷の時ぐらいお静かに‼

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