今日７月７日は息子の誕生日だ。10歳になった。
はじめてセブ島のサンボアンで会ったときは小学校に入ったばかりだった。その頃はまだ幼い子供だったが、いまでは少年の顔つきになってきた。
子供の成長は早い。
10歳といえば日本では小学校4年生だ。子供というわけでもなく、少年と呼ぶにはまだ少しは早いという微妙な時期だ。
私自身を振り返っても、10歳の時の記憶は断片的にしか思い出せない。そのころ熊本市に住んでいて、当時は無料で出入りが自由だった水前寺公園に秘密基地を友達と作って遊びまわっていた。
夏休みの自由研究でオクラを育てて、毎日絵日記風の記録をとっていたくらいしかまとまった記憶がない。一つ上の小学校5年になって以降のことは、かなり記憶に残っている。
少年のとば口にたった息子。これからだんだんと社会ことに興味がわき、世界も広がっていくことだと思う。少年から青年、そして大人になるまでの時間には楽しいことばかりでなく、悩みや挫折も待ち構えている。だからいましばらくは子供として残された時間を大いに楽しんでほしい。
10歳の誕生日、おめでとう。
