なんで?どうして?

5月31日付の「令和4年度 介護保険料特別徴収仮徴収額決定通知書」が龍ケ崎市役所から届いた。

年金受給者の介護保険料は年金から自動的に控除される。これを介護保険料の特別徴収という。
そのことは知っていたので驚きはしなかったが、金額をみてびっくりした。

なんと6月、8月の年金で41,800円も徴収すると書かれている。
昨年の所得は3月に確定申告をしているので、介護保険料がそんなに多いはずはないと思っていた。3月の確定申告で決定した所得だと年間7万円台に収まる計算だ。

通知書をよくよく読むと次のような記載がある。
「介護保険料は、前年分(令和3年)の所得等により決定しますが、その所得等が確定するのが6月になるため、7月まで介護保険料を決定することができません。
そのため、4・6・8月に支給される年金から差し引きとなる保険料は、前年度(令和3年)の保険料を基にした暫定金額となる・・・」

つまり昨年の所得額が確定していないので、確定するまで前の年と同じ保険料を支払え、ということだ。

でもちょっと待ってほしい。前年の収入をもとに確定申告は3月に終わっている。
しかも今年度の住民税は5月12日付の「住民税・県民税の特別徴収決定・変更通知書」が発行されている。
所得等が確定しているから「住民税・県民税」が決定されている。

つまり6月にならないと所得等が確定しないというというのは変だ。
住民税も介護保険料も同じ所得等をもとに計算されると思う。とすると介護保険料だけ6月になるという意味がわからない。

6月の年金から仮徴収するというのならまだ理解できるが、8月も同じ理由で仮徴収するというのはどういうわけだろう。

週明けにその辺の事情を市役所に訊いてみよう。
それにしても日本は税金(所得税・住民税・固定資産税・消費税)や社会保険(厚生年金保険料・健康保険料・雇用保険料)に介護保険料などなどの負担が重たい国だと思う。
せっかく年金を受け取るようになっても、税金や保険料を差し引いた手取り額は少ない。
きっと日本政府は国民を貧乏にしたいに違いない。そうつくづく思う今日この頃だ。

【追記】         
龍ケ崎市役所になぜ6月にならないと確定しないのか訊いたところ、5月に税務課で所得等の計算は終わっているが、その数字が介護福祉課に来るのが6月になってからとのこと。
同じ市役所内の部署なのに。改善の余地ありだ。


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