Cebuへの里帰り旅行~2日目

ホテルで目覚めると外は快晴。対岸のネグロス島が良く見える。

対岸ネグロス島のマンダラガン火山

この辺りは遠浅で引き潮になるとかなり先まで海が後退する。朝早くから大勢の人が出て何かをしていた。彼らが出て行った後にはたくさんの棒が立っていて、そこには植物が埋められていた。どうもマングローブの植林をしていたらしい。

たくさん並んだ棒の根元にはマングローブの苗が植えられていた

前の晩、妻の姉の子供たちもプール遊びをしたくて泊まっていたので朝から大はしゃぎ。
妻と私は監視係だ。プールは奥に行くほど深くなっているので、子供たちは浅いところでプールの縁につかまって遊んでいた。それにしても飽きないものだと感心するほどだ。

食事はプールサイドのテーブル席でとるのだが、6人組の先客がいたので彼らが立ち去るまでしばしお預けとなった。
妻が言うには小さなホテルなので調理場はなく、すぐそばのアカプルコ・リゾートというホテルから運んでくるらしい。次回はそちらに泊まってみようかな。

11時に妻の弟が迎えに来たので義理の姉の家によって昼ご飯をごちそうになってからシマラ教会に出かける。
少人数で出かけると思っていたら、子供たちを含めて17人という大所帯での移動になった。
大きな声ではいえない、この人数が1台の車に乗っていこうというのだ。これもフィリピンスタイルというべきか。

途中妻の父親と母親が眠る墓地に寄る。今回初めて知ったのは妻の母親の命日が1997年の9月9日だったこと。妻の6歳の誕生日に亡くなっている。幼い子供たちを残してさぞかし心残りだっただろう。

セブ島の名所でいつも多くの人が訪れているシマラ教会

シマラ教会に来るのは今回で2回目だ。
前回は妻の父親に結婚の許可を得るために実家に行った後に来た。
教会はこの地でデング熱が大流行していた1998年に建立されたので新しい教会だ。ただここに安置されているマリア像はデング熱で苦しむ人々をみて涙を流し、その後多くの人が癒されたといわれている。そんなことがあって以来、聖地となって巡礼者が後を絶たなくなった。

シマラ教会の礼拝堂 正面の後ろに涙を流したというマリア像が安置されている。
巡礼者の寄付などで教会の建物はいまでも増築されている。
ロザリオやキリストやマリアのペンダントや置物が並ぶ中、願い事をかなえるためのロウソクも売られている
ロウソクに火を灯す妻と子供たち。後ろは鉄筋が組まれているので次に来た時には新し建物が建っているだろう。

妻がロウソクを4本買ったので、私も献灯する。ちなみに私のロウソクの色はブラウン。職業に関するものらしい。

シマラ教会を出てトレド市内に戻るころにはとっぷりと日が暮れていた。
トレド市のスーパーメトロで子供たちのスニーカーや私のサンダルなどを買って、マクドナルドでチキンセット、セブンイレブンで飲み物を買ってホテルに戻る。
翌日は家族で海に行く予定らしい。

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