JICAによるセブのインフラ整備

年々発展を続けるセブ島。
フィリピン第二の都市として高層建築もどんどん建っているが、それに追いつくインフラは整備が遅れている。
特に朝夕の交通渋滞は激しい。
しかも信号がほとんどないし、交通マナーもお世辞にもいいとは言えない。
セブ市内では車の運転は絶対にしたくない。

セブ市内のホテルに宿泊して空港まで行く場合、早朝なら道も空いているので問題ないが、それ以外の時間だと到着までの時間が読めない。

ネックは空港のあるマクタン島に渡る橋が2本しかないことがある。

はじめてセブ島に行ったときは1本しかなかった。
1999年に2本目の橋がJICAの借款で開通し少しは緩和されたようだが、その後の人口増と自家用車の増加、観光客の増加により交通量も大幅に増えたため頻繁に渋滞が発生している。

そこで新たにセブ島とマクタン島に2本の橋を建造することになった。
すでに着工しているのはマクタン島のコルドバからセブ港の南側のセブ・サウス・コースタル・ロードを結ぶ第三の橋。この橋はインドネシアの会社が建設していて、かなり工事も進んでいる。
ちなみにセブ・サウス・コースタル・ロードもJICAの借款で作られた道だ。
第四の橋は昨年6月にJICAと正式に契約が済んでいる橋で、第二橋のすぐ北側にできる予定だ。
この橋はマクタン空港に直結してセブ島に渡るルートで、橋のセブ島側には新たにマンダウェイロードに直結する沿岸道路も整備されるようだ。

ピナマガハンに移住した場合、空港までは第三の橋を通るのが距離では最も近いと思うが、マクタン島側の橋から空港までの接続道路の整備状況で変わってくる。
第四の橋はセブ市の山手にできる高速道路との接続も良さそうなので、少し遠回りになるが早く到着することになるかもしれない。

いずれにせよインフラが整備されるのは大歓迎だ。
同時に電気や通信インフラもどんどん整備されることを願っている。

こんなに線があるとどれがどれだかわからない。工事をする人も大変だろうといつも思う。


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