フィリピン妻、皆既月食を撮る

11月8日の夕方から皆既月食が始まった。
幸い雲もなく晴天で、しかも秋の透き通った空気で遮るものもなく月が地球の影になっていく様子がよく見えた。

中秋の満月には興味を持たなかった妻が、今回は打って変わって仕事から帰ると食事もとらずにカメラを持ち出してベランダから欠けていく月の写真を撮り始めた。

今年の皆既月食は天王星が月に隠れる食も観測できる特別なものとなった。前回同じように皆既月食と天王星食があったのは今から442年前の天正8年6月15日だったそうだ。この年は土星食もみられたようだ。

今回のように皆既月食と惑星食が次にみられるのは322年後の2344年らしい。今生きている人は誰も見ることはできないずっと先のことになる。
次回日本で皆既月食がみられるのは2025年9月8日なので、こちらは私でも見られる可能性がある。

フィリピンでも皆既月食が観測され大きな話題となったようだ。昨年5月26日はスーパームーン皆既月食だったが、記憶にない。どうもその日の関東地方は曇りだったようだ。

アイキャッチの月は妻が撮影したものを拝借した。並べてみると地球の丸い影が見えるのがよくわかる。少し寒い中、撮影おつかれさまでした。


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