book 不要な本を売った 2023-06-18 月に数冊ずつ本を買っていると、気が付くと本棚に収まりきらなくなってくる。仕方がないので本の前に本を置くようにして並べていたが、ちょっとみっともないし、目当ての本を探すのに難儀することもある。 そこで思い切って、おそらく今後読まないだろうと思われる本を段ボール箱5個に詰めて売ることにした。初回は送料はかからないが、次回か...
book 私にとってのルービックキューブ 2022-06-12 日本語で四角四面な奴というと、生真面目で面白みのない朴念仁のことを指す。しかし立方体なら四角四面ではなく四角六面でないとおかしい。まあ四角六面な奴というと語呂合わせが良くないので四角四面というのだろう。 面白みのない四角六面で世界的に大人気となったのがルービックキューブだ。1974年にハンガリー人の建築家エルノー・ルー...
book 盛り塩でお清め 2022-05-17 正確にいつから始めたのか覚えていないが、盛り塩をするようにしている。風水か占いのYouTubeを見て始めたような記憶がある。 玄関内側の左右に一対。鬼門といわれる東北の位置に一つの計3か所に置いている。盛り塩にはいろいろな意味や効果あるといわれている。中国の故事に倣って客を呼び込むという効果があるので、客商売特に料亭や...
book 行きつけだった書店 2022-05-15 5月8日に、東京神田神保町の三省堂書店の本店が一時閉店した。1981年にオープンしたビルの老朽化が進んだため、新しいビルに建て替えるのが閉店の理由だ。 ビルの6階までの売場には約140万冊の本が並んでいたらしい。だからほしい本があるときには、大量の本がある三省堂本店に行ったもので、実際に目当ての手に入ることが多かった。...
book 「日本」の由来について考えてみる 2022-04-04 少し前、ダイヤモンド・オン・ラインに大東文化大学の山口謡司教授が「日本」という国名は唐時代に中国によって名付けられたと書いていた。 歴史家の網野善彦氏の「日本とは何か」で大宝時代(702年)に唐に漂着した遣唐使が、「どこからきたのか」と問われ「日本から来た」と応えたと書いている。女帝の則天武后に招かれた遣唐使代表の執節...
book 紙の本 vs 電子書籍 2021-12-11 Amazonで読みたい本を検索すると電子書籍化された本だとkindle版を勧めてくることが多くなった。すぐにでも読みたい本や月額1,960円のサブスクライブKindle Unlimited に含まれている本ならKindleで読むことも悪くないと思う。実際にKindle版で買って読んだ本もあるしKindle Unlimi...
book 人生120年時代へ 2020-10-18 先週64歳になった。とうに人生の折り返し地点は過ぎている。 ニッセイ基礎研究所のレポートによると2016年時点での男性65歳の平均余命は約20年なので平均すると85歳まで生きられる。そのうち健康余命は14年だから79歳くらいまではなんとか日常生活に支障がない状況でいられるらしい。 逆にいうと人生の終焉までの6年間は何ら...
book 敗戦から75年に思う 2020-08-15 日本がアメリカを中心とした連合国との戦争に負けてからちょうど75年。 多くの人を苦しめたあの戦争とはいったい何だったのだろう。そんなことを考えながら「日本軍兵士ーアジア・太平洋戦争の現実」を読んだ。 この本によると日中戦争から太平洋戦争が終わるまでに亡くなった人は、日本人の軍人・軍属が約230万人(このうち当時は日本領...
book 南の島へのあこがれ 2020-08-04 南の島に憧れるようになったのは、サマセット・モームの短編集『木の葉のそよぎ』を読んでからだと思う。 この短編集は南海ものと呼ばれていて、太平洋の島々、サモア、ハワイ、タヒチを舞台にした短編集で、「打ちふるえる一枚の木の葉によって、極度の絶望からわずかに分けへだてられた極度の至福、それが人生ではなかろうか?」というサント...